
代表取締役社長 執行役員社長
唐澤 光子
「安心して暮らせる豊かな社会づくり」を基本理念に掲げ創業して以来、半世紀余り。電気設備、電気通信設備などの工事会社としてスタート、原子力発電所の格納容器のリークテストや電気設備、電気通信設備の企画、設計、施工管理、メンテナンスまで翼を広げ、技術を磨き、経験を積んでまいりました。
これらの事業に加え、現在は太陽光発電設備建設などの再生可能エネルギー分野にも注力しています。2015年には創業以来の念願だった東京証券取引市場2部(現スタンダード)へ上場することができました。
2001年には、当時日本企業の進出がまだ少なかったベトナムに拠点をつくり、設計・積算などエンジニア業務からスタートしました。その後ホーチミン、ハノイなどに5拠点を設け、国際空港などのODA(政府開発援助)関連や高層コンドミニアムなどの案件、ベトナム人の技術者教育など多くの実績を積み上げてまいりました。これらの実績が評価され、国土交通省が日本企業の海外進出を後押しするため、海外で成功している企業を表彰する1回目の「JAPANコンストラクション国際賞」を受賞しました。
さらに業容を拡大するため、M&Aにも積極的に取り組み、直近では国内外で3社を子会社化しました。歴史のある企業を子会社化することで、優れた技術者を確保することができ、グループ全体の相乗効果につながっています。
2022年には新たな柱として不動産事業にも参入し、「両利きの経営」を推進しています。次の節目である100周年に向け、グループ挙げてさらなる高みを目指し邁進してまいりますので、一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。