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国内EPC事業

 注力分野である再生可能エネルギー関連設備事業において自家消費型太陽光発電設備工事を中心に太陽光発電設備工事の受注が拡大した他、系統用蓄電設備も受注が拡大いたしました。また、無線通信インフラ関連設備工事においても監視カメラ・監視システムや移動体通信工事が順調に推移したことにより、増収増益となりました。
 当連結会計年度における当セグメントの受注高は、131億43百万円(前年同期比14.7%増)、経営成績は、売上高111億90百万円(前年同期比28.0%増)、セグメント利益8億53百万円(前年同期比17.0%増)となりました。

アセアンEPC事業

 エンジニアリング部門においては、DXの活用により国内設計部門との一体化のもと、現在注力している技術力強化及び技術員の増員等が新規顧客の獲得に寄与し、順調に推移いたしました。
 一方、建設部門においては、ベトナムにおける規制強化等が引き続き建設業に影響を与えており、中断している工事の再開時期の遅れにつながったことに加え、貸倒引当金を計上したことにより減収減益となりました。
 当連結会計年度における当セグメントの受注高は、11億77百万円(前年同期比24.7%減)、経営成績は、売上高12億94百万円(前年同期比37.6%減)、セグメント損失3億54百万円(前年同期はセグメント損失59百万円)となりました。

不動産事業

 両利きの経営の柱の一つとして、2022年1月に設立いたしましたJESCO CRE株式会社においては、不動産の賃貸借事業をベースに、リニューアルによるバリューアップ等幅広く事業に取り組んでおります。保有物件の売却及び賃貸管理収入等が順調に推移したことにより、増収増益となりました。
 当連結会計年度における当セグメントの受注高は、23億19百万円(前年同期比715.4%)、経営成績は、売上高23億19百万円(前年同期比715.4%増)、セグメント利益7億63百万円(前年同期比467.1%増)となりました。