海外事業の紹介をお願いします。

―オフショアを通して日本もベトナムも成長する―

海外事業は大きく2つの業務内容に分けられます。

1つめは国内事業における設計・積算(見積)業務を行っています。例えば、公共工事コンサル事業の設計、携帯基地局建設工事の基本設計・詳細設計や民間商業施設等の電気工事の設計・積算など、ベトナムの子会社JESCO ASIA JSCと業務のオフショアをする事により、コスト、スピード、品質の向上を図っています。また、国内から技術者を海外プロジェクト工事に派遣しており、直近ではベトナムのノイバイ国際空港へも派遣しました。

2つめはJESCO ASIA JSCにて日系企業の電気、空調衛生、通信、機械などの工事設計・積算業務と、ODA案件等の工事設計・積算・施工管理業務を行っています。日々、ベトナム人設計・積算スタッフと日本品質の技術習得に励んでいます。

この仕事の面白み・やりがいを教えて下さい。

―日本だけではない、海外の社員と共につくりあげる―

現在はベトナムが中心ですが、今後ASEAN地域の貢献を目指し、オフショア業務や日本人スタッフによる現地での教育を通して、ベトナムの子会社JESCO ASIA JSCとの更なる連携を強化しています。また、ベトナム人スタッフは全員35歳以下の若い社員が集まった集団です。 歴史、文化、習慣も違うので苦労する事もありますが、海外の社員と共に成長し、現地に貢献していると実感します。

どんな新人に入ってきてほしいですか。

―自ら考え行動に移す実行力のある人―

社会人として共通して言えますが、自分に足りない物を自覚し、どう補うか考え、実行できる人です。また、エンジニアを目指す場合、「技術」というのは目まぐるしく変化していきますので、最新の技術を取り入れていく姿勢も大事です。自分の知識やスキルの向上に励む方と一緒に、事業を盛り上げていきたいです。

学校で学んだことが活かせる場面はありますか。

実務に必要な知識は、現場(職場)で学ぶことが多いです。電気工学(電気技術基準)、建築(構造)等は基礎知識として知っておくと理解し易いです。学生時代に勉強した事が役に立つ事はもちろんありますし、専門外であっても、興味を持って意欲的に取り組めば、必要な知識や技術は身につけられます。また、OJT研修を通して先輩社員がマンツーマンで教えてくれますので安心してください。