JESCOホールディングス株式会社は4月11日、石井啓一国土交通大臣から、「第1回JAPANコンストラクション国際賞」の表彰を受けました。
JESCOグループは、2001年にベトナムのホーチミンに会社を設立、設計積算部門から事業をスタートさせ、ODA案件を手掛けるJESCO ASIA JSCと、民間工事を中心に行うJESCO HOA BINH ENGINEERINGJSCを両輪に国際空港や高速道路、高層集合住宅などの電気設備、電気通信、空調・給排水設備などの設計、施工で高い技術を駆使し、確実に事業領域を拡大してきました。
現在ではホーチミンをはじめ、ハノイ、ダナンのベトナム3大都市に拠点を設けています。ベトナムの会社の従業員はすでに430人を超えています。
今回の表彰は、JESCOグループがリスクの低い設計・積算部門からスタートして、収益の高い事業に拡大するスキームを構築したことや独自の日本語教育、技術指導でベトナム人の育成、技術移転に貢献したこと、さらにはグループがこれまで蓄積してきた質の高い技術を提供していることなどが評価されたものです。
また、ベトナムでノイバイ国際空港第2ターミナルビル新築、南北高速道路ITS設備、大型高層住宅Sunrise City View新築の3件の工事が最近の受注実績として評価を受けました。

石井啓一 国土交通大臣と柗本会長 記念撮影
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石井啓一 国土交通大臣と柗本会長 記念撮影

国土交通省が我が国の提唱する「質の高いインフラ」の普及啓発を図り、我が国企業の海外におけるプレゼンス向上及び更なる海外進出を応援する事を目的として、国土交通表彰「JAPANコンストラクション国際賞」を創設したものです。
また同表彰は、我が国企業の優れた技術・ノウハウ等を生かし「質の高いインフラ」を代表する「建設プロジェクト部門」とパイオニアとして海外で活躍する「中堅・中小建設企業部門」の2部からなります。
「中堅・中小建設企業部門」は、JESCOホールディングスなど7社が選ばれました。「建設プロジェクト部門」は10件のプロジェクトが表彰されました。