事業活動を通じた 気候変動対策

マテリアリティの要素と背景

地球温暖化などの気候変動は、私たちが住む地球に大きな打撃を与えており、パリ協定の国連での採択を機に、喫緊の課題として世界的にも認知されている。また、COP26でのCO₂削減目標提示など、企業も気候変動対策に取り組む責任があり、再生可能エネルギー事業など、事業活動を通じた取り組みによる脱炭素社会への貢献が求められている。

 

日本の目標:2030年46%削減、2050年カーボンニュートラル

取り組みの方向性

国内外の再生可能エネルギー設備工事(太陽光、風力、地熱など)への貢献

・太陽光発電事業者としての再生可能エネルギーの拡大

・太陽光発電設備のO&M及びリサイクル事業の展開

・地域間送電網(連系線)や系統用蓄電池工事の対応

・電気自動車のインフラ設備工事への貢献

活動状況(サイト内リンク)

環境保全

マテリアリティの要素と背景

気候変動が地球環境に与える影響は人類共通の社会課題であり、次世代に豊かな環境を残すこと、脱炭素社会への貢献をすること、そのために行動することは不可欠である。
 

取り組みの方向性

・カーボンニュートラルへの取り組み
・クリーンエネルギーを利用した車両への切り替え
・森林保有による二酸化炭素吸収と炭素取引対応
・使用電力の100%再エネ化(再エネ100宣言)
・自社太陽光発電所によるクリーンエネルギーの確保
・事業所における省エネ機器導入
・積極的な環境保全活動と、TCFD開示やESG開示
・建設資材の3R(削減、再活用、再資源化)
・環境プラント建設工事への参入

活動状況(サイト内リンク)

CO2削減

森林を保有・維持・管理し、新しい形での環境保全に貢献

JESCOグループは、ESG・サステナビリティ活動の一環として、都市に立地する企業が森林を保有・維持・管理し、環境保全に貢献するという新しい形での社会貢献を進めています。

2017年に和歌山県那智勝浦の保安林16.7haを取得したのに続き、2021年には奈良県吉野で4.6ha、2022年には5.8haを相次いで取得しました。

グループが保有する森林は27.1haに達し、長期にわたり維持・管理することで、年間382tのCO2の削減、森林保全、水源確保、防災などに貢献しています。

那智勝浦の保安林

蓼科の森

JESCOグループが以前より進めておりますのが「蓼科の森」づくり。緑豊かな蓼科の地に、約10,000㎡の土地と山林を保有・管理し、CO2の吸収、地球温暖化の抑制に貢献しています。
「那智勝浦の保安林」と並んで森林整備を通じたCO2削減に地域とともに取り組み、緑による環境創造を推進していきます。

「カーボンオフセット・ユニホーム(CO2排出権付)」を採用

JESCOユニホームはカーボンオフセット
拡大
JESCOユニホームはカーボンオフセット

JESCOグループは、「カーボン・オフセット(CO2排出権付)」のユニホームを購入して温室効果ガスの削減に努力しております。

再エネ推進

使用電力の100%再エネを目指し、「再エネ100宣言」に参画

JESCOグループは、「再エネ100宣言 RE Action」に参加し、2050年までに使用電力100%を再生可能エネルギーに転換することを宣言しています。

自社所有の太陽光発電設備の拡充、さらには社員宅や協力会社などでの太陽光発電の活用にも積極的に取り組み、サステナビリティな社会の実現に貢献してまいります。

RE Actionは民間企業や自治体、教育機関などの団体が使用電力100%を再生エネルギーに転換することを宣言し、目標達成に向け努力することで、再エネの利用を促進するための取り組みです。

エコグリーンクラブ

サステナビリティ活動の一環として、エコグリーン活動を展開 

JESCOグループはサステナビリティ活動の一環として、エコグリーンクラブを発足し、会社が保有するゲストハウスや研修センターでエコグリーン活動を展開しています。

JESCOグループは、長野県茅野市の蓼科温泉滝の湯川研修センターや蓼科温泉ゲストハウス、静岡県伊東市の川奈一碧湖温泉ゲストハウスを保有しています。

これらの施設では定期的にセミナーを開催していますが、セミナーの後、エコグリーンクラブのメンバーが敷地内で植樹、伐採、草刈り、倒木の活用、整理などのエコグリーン活動を行い、CO2の削減や環境保全に貢献しています。